7875円の宿、予想外の◎


先週、金沢の地方巡業に出かけたことは、昨日のブログで書きました。
久しぶりに飛行機に乗りました。ぴかちゅう号がいましたね。














仕事のあと1日金沢観光をしました。
延泊の費用は当然個人負担です。
ネットで、口コミ評価が高くて、割安な宿をさがし
「プチホテル アイビー」を予約しました。
一人部屋で1泊2食7875円という破格。
正直それほど期待していませんでした。
2日めの講座を終えて、会場からタクシーで宿へGO!


タクシーの運転手に名前を言ったらすぐにわかりました。
建物はちょっと古くて、エレベーターもない4階建て。
部屋は4階。ごくシンプル。お風呂も小さなユニットバスで
まぁ、こんなもんでしょう。


夕食まで1時間半くらい時間があったので、近くを散歩してみる事にしました。
西茶屋街に行ってみようと地図を片手に出かけました。
途中どこをどう歩いたのか分からなくなりながらも、目的地に到着。 
帰りもまた、途中から現在位置が分からなくなり、
方向感覚だけを頼りに歩いていました。
川沿いに歩けばたどり着くはずと思いながら
おっ、さっきも見た看板だ 
    「さくら接骨院
と思いだし、無事に宿に帰ることができました。


さて、散歩で少し体力を消耗したところで、良い具合に夕食です。
これが、予想に反して、すごい!
ひとつひとつ手をかけて作ったことがわかる料理が、
次から次へと出てきます。
全部しっかり写真に撮ってやる〜と思っていたのですが、
てんぷらは途中まで食べちゃったし、
デザートの、「味噌を混ぜて食べるアイスクリーム」を
不覚にも撮りそこなった。
味といい、ボリュームといい、大満足の夕食でした。




大きなお風呂に入りたい人は、徒歩3分ほどのところに昔ながらの銭湯と、
スーパー銭湯があるというインフォメーションが。
すでに2日間ビジネスホテルのユニットバスで過ごしたhati-hatiなので、
昔ながらの銭湯「あづま湯」に行ってみました。行き方は
  − ヤドノヨコノカイダンヲオリテエントツヲメザセ − 
ケロリンの桶に、お湯と水を入れて自分で温度調節する銭湯、昔ありましたね。
寂れているのかと思いきや、けっこう繁盛しているじゃありませんか。
風呂敷に包まれた常連さんの道具がずらりと。
番台のおばちゃんがすぐさま「アイビーさんにおとまりかね」と声をかけてくれました。
「あそこの食事はすごく良かったでしょう。ここによってくれるお客さんみんながそう言っている。」
べつにhati-hatiがほめられたわけでもないのに、何だかうれしくなりました。
風呂上がりにも、地震の影響はどうかとか、東京も暑いかなど他愛もない会話をして
あづま湯を後にしたのでした。東京では最近、こういう会話してないな。。。
来るときは3分で来た道でしたが「ヤドノヨコノカイダン」を見逃したようで、
ありゃ、どこ歩いているんだろう。散歩のときと違って真っ暗だし、どうしよう・・・。
と不安になったhati-hatiの目の前に現れたのが
   「さくら接骨院  
ほっ。帰れる。よかった。


観光の予定を何も立てていなくて、
観光案内のフリーペーパーを見ているhati-hatiに
夕食の時、宿の奥さんが声をかけてくれました。
ガイドブックも貸してくれました。
おすすめは、かわむらの甘納豆をお土産にかって、
忍者寺と呼ばれる妙立寺に行ってそのあと市内観光というコース。
時間が合えば、送迎もしてくれるという。
駅に荷物を置いて観光をしたいと伝えると、
まず駅まで行って荷物を置き
その後甘納豆の店まで送ってくれるという、
わがかま言い放題の送迎をしてもらえることになりました。
妙立寺。からくりだらけで、一人で入ったら出てこれないんじゃないか
って真剣に思った(汗)


バスの1日フリーパスを購入し、東茶屋街を散策
情緒のかけらもない炎天下の兼六園、21世紀美術館と
市内の名所を循環バス1周半して回りました。
最後は市場で下車して、少し遅いお昼「海鮮ひつまぶし」を食べました。
これも美味でしたなぁ。

最後に、羽田空港で、持っていた金魚うちわをどこかに忘れてきたことに気がついて、ガッカリ。。。